ストーリー
◆ストーリー
1975年、夏。
10歳のボクは、夏休みの一ヶ月間、北国の田舎町に住む
おじの家に預けられることになりました。
酪農を営むおじの家には、おじ夫婦と赤ちゃんと、
ボクとおない歳の女の子がいます。
北国の草原を渡っていく夏風のすがすがしさと、
照りつける強い日差し。
乾いた牧草のかおり、元気な子供たちの歓声、
そして、幼き日の淡い恋……。
広大な風景と、数々の人間模様が、
ボクの目の前を通りすぎていきます。
あなたがいま、本当に大切にしているものはなんですか?
それは形あるものですか?
手で触れて、抱きしめることができるものですか?
あの夏に帰りたい、
ぼくのなつやすみシリーズ第3作のスタートです。